2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向け、電動車の開発競争が加速中!
EV自動車だけじゃない。日本のクリーンエネルギー自動車
我がオールドトゥーランは現在12年目、走行距離は93,000kmほど。
もちろんガソリン車(ハイオク)です。目標は大事に乗って20年20万kmを目指します。
走行キロ数はともかくとして20年を迎えるのは8年後のは2030年です。
2030年ころには町中を走るクルマの様子もだいぶ変わっているのでしょうか?
すでに2050年の温室効果ガス排出実質ゼロに向け、電気自動車(EV)をはじめとした電動車の開発競争が世界的に加速しています。
日本国内でも菅義偉前首相が「2035年までに日本国内の新車販売で電動車100%を実現する」と施政方針演説で表明しました。
日産自動車も2030年度までにEVを大幅に拡充する計画。車種数ベースで電動車の割合を50%まで高めると発表しています。日産はライバルに先駆けてEV「リーフ」を手掛けたメーカーとして、電動化競争に強みを持っています。
ホンダ自動車も大規模な電動化戦略を表明、エンジン搭載車を段階的に減らし、2040年には全世界で販売する新車を全てEVや燃料電池車(FCV)といった走行時に二酸化炭素を排出しない「ゼロエミッション車」にすると発表しました。。F1からの撤退やエンジン部品製造工場の閉鎖も発表し、エンジン車から電動化へのシフトを明確に打ち出した。
そしてトヨタ自動車も全世界で販売するEVを2030年に350万台と、これまでの目標からほぼ倍増させる計画を発表しました。年間1000万台規模を販売する同社にとってはEV比率は3~4割程度ですが「パーセンテージではなく、絶対台数でご評価いただきたい」と、豊田氏の発表がありました。350万台は世界の主要メーカーの年間総販売台数に匹敵することを強調しました。
ここでおさらい
EVを含めたクリーンエネルギー自動車の種類
【EV(ELECTRIC VEHICLE)】電気自動車
外部電源から車載バッテリーに充電し、電動モーターを動力源として走行するクルマです。ガソリンを使用しないため、走行時のCO2排出量はゼロ。海外各社が目指す重要なエコカーです。
【HV HYBRID VEHICLE)】ハイブリッド自動車
エンジンとモーター、2つの動力を搭載してます。これらを効率的に使い分け、或いは組み合わせることで低燃費を実現します。外部電源からの充電はしません。
【PHV(PLUG-IN HYBRID VEHICLE】プラグインハイブリット自動車
電気自動車とハイブリッド自動車の長所を合わせた自動車です。充電することもでき、その電気を使い切っても、そのままハイブリッド自動車として走行することができるため、電池切れの心配がありません。近距離からロングドライブまで安心し使用できます。
【FCV(FUEL CELL VEHICLE】燃料電池自動車
水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作る「燃料電池」を搭載し、その電気を動力源としてモーターで走行する自動車。燃料となる水素は多種多様な原料から作ることが可能で走行中の排出物は水のみです。
【CDV(CLEAN DIESEL VEHICLE】クリーンディーゼル自動車
ガソリンではなく価格の安い軽油を燃料とした自動車です。技術革新により、粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)などの排出量も少なく、排ガスはガソリン車に比べクリーンです。。またガソリン車と比較して約30%も燃費効率が良く、CO2の排出量が少ない自動車です。
海外自動車メーカーは電気自動車一択?
アメリカのGMは2035年までに全ての乗用車をEVにする目標を掲げています。独フォルクスワーゲンも2030年にEV比率を50%とし、2040年には主要市場でほぼ全てをEVとする計画。独メルセデス・ベンツは2029年末までに販売する新車を全てEVにする方針と海外主要メーカーは現時点では「EV一択の様相」です。
日本のメーカーはEV以外のクリーンエネルギーも視野に
日本国内では現時点で完全に「脱・エンジン搭載車」を表明したのはホンダ自動車のみです。トヨタ自動車も日産自動車も、HVなど他のクリーンエネルギーなどの選択肢を捨ててはいません。
世界でEVを中心とした「EV自動車の世界」が出来上がってしまえば、日本メーカーはEV化の波に乗り遅れるかもしれませんね。そして今後は、「新たなライバル」も出現も無視できないと思います。EVメーカーの米テスラは2021年時点でEVを約93万台販売しています。日本のソニーや、米アップル社など他業種企業からEVへの参入も取りざたされています。
まとめ
エコカーシフトの流れは止まらない
日本も脱ガソリン車へ動きが進むことだけは間違いない
各国・各社での考え方や、今までのガソリン車の技術の違い、インフラ整備、国の支援状況、国力など多種多様な条件がある中、脱ガソリンのクリーンエネルギー自動車はこの先どのように進んでいくのでしょうか?
これから新車を買おうと思っていらっしゃる方はどのような選択をされるのでしょうか?
エコカー減税・補助金などを利用してお財布にもエコな自動車を探したいですね。
定額カーリースなども選択肢の一つ
また現在は車を買うというよりも定額リースなどを上手に利用して楽しいカーライフを送ることも可能ですね。
いずれにしても新車購入で悩まれるとは羨ましい限りです。
私はあと8年、20年20万キロを目指して愛車のゴルフトゥーランを乗り続けるつもりです。
8年後2030年、ガソリン車に乗っている人(私)が白い目で見られないことを願って今後も大事にオールドトゥーランに乗っていきたいと今は思っています。